3DGSは、60~300GHzの高周波Antenna in Package(AiP)およびRadio On Glass(RoG)用途向けに超低損失のeSIW(empty Substrate Integrated Waveguide)技術を開発し、特許を取得しています。RFフロントエンドに必要なすべての素子が単一デバイスに集積されており、車載レーダーや5G、6G用途に最適です。
この技術の優れた性能を実証するため、3DGSはNokia Bell Labsと提携し、ADAS用途向けの64素子79GHzアンテナと最新64素子TxRx Dバンド(150GHz)トランシーバーの開発を進めています。
最大170GHzで稼働するDバンドバックホール2地点間通信システムに関するNokia Bell Laboratoriesの研究活動をご紹介します。
ガラスは、その優れたリソグラフィ特性と誘電特性から信号損失が極めて低く、次世代RFデバイスへの応用が注目されています。
伝送線
再配線用に低損失(<0.2dB/cm)伝送を実現
アンテナ
高ゲイン・高比帯域幅の低損失スロットアンテナを作製
アイリスフィルタ
導波管アイリスフィルタを使用して低損失フィルタとマッチング素子を作製
スプリッタ
低損失スプリッタとコンバイナを作製
RFIC
損失< 0.25dBのeSIW導波管変換用に超低損失RFIC銅ピラーを作製
ADASアンテナ
3DGSのeSIW技術を基に開発された79GHz ADASアンテナのS11およびゲインの実測値と推定値
6Gアンテナ
3DGSのeSIW技術を基に開発された150GHz 6GアンテナのS11およびゲインの実測値と推定値
3DGSは、詳細なプロセスデザインキットを開発し、3DGS独自のeSIWアーキテクチャを使用した製品設計を目指すお客様をサポートしています。3DGSのPDKには、既知の良好な設計パラメータが含まれており、市場需要に合わせて容易に調整できるコスト効率の良いプロセスでカスタム製品を作ることができます。